エランでおなじみのホーンがついていました。嫌いでありませんので、チェックしてそのまま使いたいと思います。ただし、ホースは傷んでいるので新品に交換します。
フィアムのホーンは掃除して元のようにヒーターユニットに直接ねじ止めしました。ただし。オイルタンクと干渉しないように長いホーンと短いホーンを入れ替えています。
こんなところにウオッシャーがついています。レーシングスクリーンにしてワーパーシステムを撤去すれば、自動的にウオッシャーも車検には不要とのことですが、ウインドウスクリーンは残したいので、ウォッシャー系は、バッグ式にするなど考えてみたいところです。 → 結局廃止することになりました。
あとは、ワイパー、ヒーターに電動ファンくらいでしょうか。ワイパーはそのまま清掃して組み立てます。スイッチの配線が大変そうです。右の写真のように、シャーシに初めから取り付けてあるブラケットにバンドで取り付けます。
ヒーターのさびが強いので再塗装を試みました。これが結構大変。焼き付け塗装というのでしょうか?ふつうの塗装剥離剤ではなかなか剥離できず。
やっとの思いでブラストして粉体塗装に出す寸前です。塗装から帰ってきたら組み立てて再使用の予定です。コアーも漏れがないかチェックします。
コアの漏れはなく、本体も粉体塗装から帰ってきました。
なべちゃんの指導を受けながら組み立てました。部品の状態では心もとないのですが、組み立てるとしっかりした新品同様になりました。
写真はエンジンからヒーターへ温まった冷却水を流す元のバルブです。3/8 インチのネジが切ってあります。船舶のエンジン用でなんとニッポンデンソーが作っています。
エランのバルブは室内から操作することができますが、一度漏れたことがあり信頼性に欠ける点が問題です。このバルブに変更も良い選択枝か?
写真右はスキマテープを張ってヒーターユニットを設置した様子です。
実際にエンジンをかけて、ヒーターユニットに温水を通すとこのヒーターバルブからは水漏れが発生しました。分解して検討すると、パッキンに相当する部品がなんと紐状のもので、構造的にもバルブを開けるネジが外まで切ってあるので、水漏れを防ぐことは非常に困難と考え写真のようなバルブをキノクニから取り寄せました。
取り回しも写真の様に変更しました。
配線をやりかえる決心をしました。自力で可及的に行います。メーターパネルの裏側にヒューズ ボックスやリレーが取り付けられます。右はハザード用のリレーで面白いことに初めからシャーシにステーがついています。
またまた、面白いことにメーターパネルの裏側にヒューズボックスとフラッシャーリレーを取り付けるためのパネルが取り付けられるようにシャーシに穴が4か所空いていますが、パネルそのものは失われており、アルミ板で作製しました。写真左は仮止めの様子です。右はフローティングナットと呼ばれるネジをパネルに取り付けた図です。
ワイヤリングのはじめはメータパネルの配線からでした。クラシック セブンの配線図に従って一つ一つ繋いでいきます。
覚書1.ハザードスイッチからのラインは 緑/紫 → ハザードリレー、緑/赤 →右フラッシャーランプ、緑/白 →左フラッシャーランプ
メーターパネルの裏側の配線。作業の中盤です。素人なので、やや太めの配線を使った方が抵抗が少なく、また、大電流にも耐えるのでよいと安易に考えていましたが、まとめてみるとかなりのボリュームになりました。おまけに、接続端子も英国製の配線ではそのまま使えるものが、日本製の配線では微妙に太いため専用の端子が必要になるなど苦労の連続でした。
おまけのおまけに、古いスイッチは接触不良のものが多く、ほとんど新品のスイッチに交換になりました。古いスイッチはレストア可能とのこと。後日の楽しみにとって置きます。
メーターパネルの裏側の配線。右から左へ。動作確認の直前です。確認後ハーネステープで巻きます。
左はエンジンルームへの取り出し。このあたりで後半の配線とつなぎます。右はデスビへの配線です。ルーメニッションのイグナイターを使いますが、いつでもノーマルに戻せるように1本配線を余分に残しています。
左はコイル周りです。右はオルタネーター周りの配線の予定。
メインのライトビームやフラッシャーなどの配線も終わり、繋いでいます。
テストも終了し、ハーネステープで巻いて、最終的な設置をした図です。目立たないようにフレームの影に設置しています。中古のハーネスをばらした経験から、ハーネステープは糊無が良いです。矢崎のテープなら糊ありでも大丈夫との情報もありますが、べたべたでひどいことになります。
なべちゃんの指導でホールデンから取り寄せた電線を、まず、比較的簡単なリアー側から配線します。写真はトンネル内を這わせた電線を前側に引き出している様子と、リアー側で仮に位置を決めた配線を示します。
リアー側で困ることは、オリジナルでは電磁ポンプとストップランプの配線の設定がないことです。仕方ないので自分たちで下記のように配線の色を決定しました。
後方の電装品の配置が確定したら、仮に配線した電線をまとめていわゆるワイヤリング ルームを作ります。
分岐を確認し、糊なしの専用テープを包帯を巻く要領で巻いていきます。テープの最後は糊付きのテープで固定します。配線の先端は鉄砲玉のような接続端子を専用工具で取り付けます。
ランプ系の配線はタイヤハウスの裏でこんな感じにまとめました。